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松下幸之助の成功哲学を「百ヵ条」に編纂したCD集の決定版!
衆知を集める、ダム経営、経営理念、素直な心……。松下幸之助の成功哲学をベースに、経営者の心構えを百ヵ条に集約。判断に迷ったとき、人を生かせないとき、商売が思うようにならないとき、《成功への指針百ヵ条》が心の拠り所、判断の一助となることでしょう!!
<特長1>松下幸之助の成功哲学を「百カ条」に集約。 ⇒「松下幸之助研究」を手がけるPHP総合研究所第一研究本部の監修により内容を構成。経営者としての素養に磨きをかける教材として最適です。
<特長2>企業経営に関するさまざまなエピソードをナレーション収録。 ⇒松下幸之助の他、現代に至るまでのさまざまな経営者の逸話が盛り込まれています。
<特長3>各Discに1テーマ十ヵ条の聴きやすい構成。 ⇒スピーチの話材として、ミーティング等でのディスカッションのテーマとして、車の中で、会議の場で、さまざまな用途に対応します。
◆内容の一部紹介◆ 第一条 「強く願う」(Disc1より)
「横綱になりたい! そう強く願いつづけた者しか横綱になれない」 名横綱と言われた初代若乃花のことばです。 およそ何か事をなすにあたっては、まず何よりもその実現を願うこと、こうしたい∞ああしたい≠ニいう願いを持つことが、その出発点ではないでしょうか。願わずして事が成る、ということも時にあるかもしれませんが、それはごく特別の場合であって、ふつうはやはり、まず願うことからものごとは始まる、と言えましょう。 私たちはお互い、日々取り組んでいる商売・事業について、さまざまな願いを持っています。百人の経営者がいれば百人とも、みずからの商売・事業の成功を願っているでしょうし、そのためにああもしたい∞これもやりたい≠ニいう願いを抱いています。 ところが現実には、一方にその願いのとおりことごとに成功をおさめ、隆々たる発展を実現していく人もあれば、他方で、こと志に反して失敗、倒産の苦境に陥る人も少なくありません。こうした違いは、いったいどこから生じてくるのでしょうか。 その一つの大きな違いは、事の実現を願うという出発点のうちにあるように思われます。誰もが同じように成功を願っているけれども、はたしてその願いが日々の行動を変えるほどに強いものであるかどうか、またその強い願いを、常に四六時中持ちつづけているかどうか、そこに結果に大きな差が生じる一つの要因があるのではないでしょうか。 独自の技術を持って世界を舞台に成長を続ける京セラの創業者・稲盛和夫氏が、ある雑誌で松下電器産業創業者・松下幸之助氏と対談したとき、この願う≠ニいうことの大切さについて、次のような話をしています。 「それは会社を創ってまだ二、三年目で、経営にいろいろ悩みを感じていたころでした。たまたまある講演会に出席して松下さんがダム式経営≠ニいうことについて話されるのを聞いたんです。経営にも、ダムで水を貯えるような、余裕のある進め方が大事だということでしたが、講演が終わって質疑応答になったときに、聴衆の一人が、『松下さんはすでに成功されて余裕があるからいいけれども、中小企業のわれわれにはまったく余裕がない。そういう中でどうしたらダムがつくれるか、そこのところをもう少し教えてほしい』と質問したんです。そうしたら松下さんは『そうですな、それはやっぱし、ダム式経営をやろうと思わんといかんでしょうな』と答えられたんですね。そのときに私は、ほんとうにガツーンと感じたんです。 余裕のない中小企業の時代から余裕のある経営をしたい。こういう経営をしたい≠ニ強い願望を持って毎日毎日、一歩一歩、歩いていけば、何年かののちには必ずそうなる。やろうと思ったって、できゃせんのや。何か簡単な方法を教えてくれ≠ニいうような生半可な考えでは事業経営はできない。できるかできないかではなしに、まずそうでありたい。俺は経営をこうしよう≠ニいう強い願望を持つことが大切で、そのことを松下さんは言っておられるんだ。そう感じたときに、私は非常に感動したのです。 聴衆の中には、そういう精神的なものではなく、もっと具体的にこうやったら余裕ができますよ、といったノウハウを教えてもらえるのではないかと期待していた人が多かったようで、だから松下さんの答えに『なあんだ……』といった顔つきの人も見られましたが、私はそのひとことで、ほんとうに目がひらけたような気がしました」 よりよき事業の姿を実現するために、いい人材を得たい、余裕のある経営をしたい、社員みんなに喜んで働いてもらいたい。経営者の願いは次から次へと、かぎりがありません。しかし、それらの願いが、ほんとうに自分の心の底からの強い願い、決意にまで高まっているでしょうか。日々の忙しさに追われて、単なる一応の願いにとどまっているといったことはないでしょうか。棒ほど願って針ほどかなう≠ニいう諺もあります。商売・事業経営においては、経営者がさまざまな願い、志を持ち、それを社員の人たちに訴え、みなが願いを同じくして進むというところにこそ、力強い発展、成功の道もひらけてくると考えられます。 最初にご紹介した初代若乃花のことばは、そのまま日々の仕事・経営にもあてはまると言えましょう。
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