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松下幸之助の[経営の真髄]はここにある!
――部下とのやりとり、対話の中で、松下幸之助は何を語り、どう判断したのか? 数々のエピソードに学ぶ「経営のコツ」!
松下電器には、商品を売る前にきみたちに売ってほしいものがある。それは松下の経営理念や。松下の経営の基本の考え方や。商品を売る前に、お得意様に松下の経営理念を売ってほしい……」(Disc1収録「経営理念を売ってほしい」より抜粋) ――かつて松下幸之助は「物をつくる前に人をつくる」と語りました。では、松下幸之助はその哲学をどのように部下に伝え、行動に表したのでしょうか? 躍動するエピソードの数々をぜひお聴きください。
<特長1>松下幸之助の考え方を顕著に表しているエピソード66話を収録。 ⇒松下幸之助の事業に対する情熱や、部下に対する姿勢を、エピソードから具体的にくみ取ることができます。
<特長2>CD集として再構成し、より便利になりました。 ⇒CDのクリアな音声と、便利な頭出しで、より機能的で、使いやすい作品となりました。職場で、ご自宅で、また車の中で、手軽にお聴きいただけます。
<特長3>付属の書籍で、文章としても味わうことができます。 ⇒「内容を一読できるテキストがほしい」というお客様の声にお応えして、カセットテープ版にはなかった書籍をご用意しました。CDとあわせてご活用ください。
◆内容の一部紹介◆ 「神さんのデザイン」(Disc2より)
昭和30年ごろ、テレビの新製品を出すに先立って、役員会が開かれた。テレビ事業部の担当者が、5、6台のテレビを持ち込み、検討が始まった。みな新しいデザインの新製品である。重役の一人が、1台のテレビを見るなり言った。 「なんや、このブタみたいなデザイン!」 担当者にも言い分がある。 「テレビというのはブラウン管がありますから、それに制約されて、あとはつまみと若干の飾りだけで、どうしても同じようなデザインになってしまいます」 聞いていた幸之助が、ふいにこんなことを言いだした。 「地球の人口は今何人や」 「……」 「25,6億人おるのとちがうか。それがみな、違った顔をしてるわな。これだけの同じような大きさのなかで、部品もみな同じやけど、顔はみんな違うで。神さんはうまいことデザインしはるな」 担当者は“神さんのデザイン”という言葉に、頭を殴られたようなショックと恥ずかしさを覚えた。そして、事業部に戻るやいなや改めて検討を開始したのである。 |