“経営の神様は、いかに人を育て、哲学や理念を浸透させたのか――”
著作や語録の数々から、松下幸之助氏は、神格化された稀代の名経営者としての姿ばかりが有名ですが、実際には、強烈な個性と人情味あふれた典型的な人間・オーナー経営者として、社員や関係者たちに親しまれ愛されてきました。
若い幹部の言葉にも真剣に耳を傾け、本気で重ねる経営問答での人育ては、その後の松下グループのみならず、日本の基幹産業の繁栄を牽引する逸材たちを、数多く世に輩出してきたのは衆知のことです。
このCD集は、学生時代に知遇を得て以来40余年そばで仕え、幸之助氏の名代として倒産寸前であった東方電機(のちの松下電送)を、世界一のFAXメーカーに育て上げた木野親之先生に、幸之助氏から直伝された経営に対する心構えと、道を拓く対処の仕方を、数々の実務をまじえながら解説いただいたものです。

















松下幸之助翁に44年間、直接薫陶を受けた最後の愛弟子。幸之助翁の名代として倒産寸前の東方電機(のちの松下電送、現パナソニック
コミュニケーションズ)に赴き、世界一のファクシミリメーカに再建させた名経営者。 